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秩父市 ちちぶ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

秩父〔市〕
ちちぶ

埼玉県西部,秩父盆地および秩父山地にある市。1950年市制。1954年原谷村,尾田蒔村,久那村の 3村,1957年高篠村,大田村の 2村,さらに 1958年影森町を編入。2005年吉田町,大滝村,荒川村と合体。中心市街地の秩父は秩父盆地を貫流する荒川の河岸段丘上にあり,もと中村郷,大宮郷と称し,秩父神社を中心に発展。江戸時代中期には絹織物の集散地として繁栄。絹市のなかでも特に 12月の大市は盛況を呈した。絹織物は中小工場が大部分で,夜具地,座布団地,和服地などがつくられる。南東部の武甲山山麓は石灰岩の産地で,1923年以来セメント工場が立地。その他製材,木工業も行なわれる。秩父多摩甲斐国立公園の観光拠点。秩父神社の 12月3日の例祭は秩父夜祭として名高く,6基の山車は国の重要有形民俗文化財に指定され,屋台行事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。なお秩父市を中心として秩父三十四ヵ所の観音霊場があり,そのうち栃谷の第1番札所の妙音寺の観音堂,山田の第4番札所の金昌寺の石仏群は県の指定史跡。黒谷には和銅採掘遺跡がある。南東部の武甲山一帯の山岳地帯は武甲県立自然公園に,北部の一部は西秩父県立自然公園に属する。秩父鉄道が通り,西武鉄道の終点。国道140号線が通る。面積 577.83km2(境界未定)。人口 6万3555(2015)。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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