三遊亭一朝(読み)さんゆうてい いっちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三遊亭一朝」の解説

三遊亭一朝 さんゆうてい-いっちょう

1847-1930 明治-大正時代落語家
弘化(こうか)4年生まれ。初代三遊亭円朝に入門,3代橘家円蔵,三遊亭小円朝などをへて2代三遊亭円楽となる。大正8年のちの8代林家正蔵に円楽をゆずり,三遊亭一朝を名のる。円朝の噺(はなし)を後進につたえた。昭和5年11月17日死去。84歳。武蔵(むさし)所沢(埼玉県)出身本名は倉片省吾。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android