三重棚(読み)サンジュウダナ

デジタル大辞泉 「三重棚」の意味・読み・例文・類語

さんじゅう‐だな〔サンヂユウ‐〕【三重棚】

茶道具棚物たなものの一。地板じいたの上に棚板三段に重なったもの。地板水指みずさし、その上の段になつめ、その上に柄杓ひしゃく蓋置ふたおきを飾る。天板には一輪ざしを飾ることもある。

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精選版 日本国語大辞典 「三重棚」の意味・読み・例文・類語

さんじゅう‐だなサンヂュウ‥【三重棚】

  1. 〘 名詞 〙 茶道具の棚物一つ方形四本柱で、地板の上に三重の棚板がつくもの。地板には水指、その上の段には棗(なつめ)、またその上の段に柄杓(ひしゃく)蓋置(ふたおき)を飾り、天板には香炉や小さな花瓶などを飾る。〔茶道望月集(1723)〕
    1. 三重棚
      三重棚

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