三革(読み)サンカク

デジタル大辞泉 「三革」の意味・読み・例文・類語

さん‐かく【三革】

革で作る3種の武具かぶとよろいのこと。
《「革」は、あらたまるの意》陰陽道おんようどうで、革令甲子の年)・革運戊辰の年)・革命辛酉の年)のこと。これらの年には異変が起こりやすいとして、よく改元が行われた。

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精選版 日本国語大辞典 「三革」の意味・読み・例文・類語

さん‐かく【三革】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なめし革で作った三種の武具、鎧(よろい)・兜(かぶと)・盾(たて)総称。〔国語‐斉語〕
  3. ( 「革」はあらたまるの意 ) 暦道で、革令(甲子の年)・革運(戊辰の年)・革命(辛酉の年)の総称。昔から、これらの年には変事が多いとされ、改元などが行なわれた。〔続和漢名数(1695)〕

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普及版 字通 「三革」の読み・字形・画数・意味

【三革】さんかく

甲冑楯。

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