上名川村(読み)かみながわむら

日本歴史地名大系 「上名川村」の解説

上名川村
かみながわむら

[現在地名]朝日村上名川

あか川本流、梵字ぼんじ川左岸の段丘上に位置し、天正年中(一五七三―九二)の開村を伝える(朝日村誌)。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録に村名がみえ、高一四八石余。正保郷帳では田高一四二石余・畑高一石余。元禄九年(一六九六)には家数二八・人数二〇三(「本郷組宗旨寺判指上帳」鶴岡市郷土資料館蔵)弍郡詳記では高一七五石余、免六ツ七分五厘、家数三九、枝郷上野うわの新田は高一四石余、免三ツ六分六厘、小名として西村・高道・山本・川端があげられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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