デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上杉朝房」の解説 上杉朝房 うえすぎ-ともふさ ?-1391 南北朝時代の武将。上杉憲藤の子。上杉朝宗の兄。貞治(じょうじ)3=正平(しょうへい)19年上総(かずさ)(千葉県)守護,のち信濃(しなの)(長野県)守護。応安元=正平23年平一揆(へいいつき)平定のため武蔵(むさし)河越(埼玉県)などに出陣。同年上杉能憲とともに関東管領となり,両管領とよばれた。のち管領をしりぞき,明徳2=元中8年京都で没したという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例