上片町(読み)かみかたまち

日本歴史地名大系 「上片町」の解説

上片町
かみかたまち

[現在地名]姫路市上片町・博労町ばくろうまち

姫路城南西の福中ふくなか門からくるま門の間に位置する町人町船場せんば川西岸沿いの南北の町筋で西は米田よねだ町。町名は通りの西の片側民家の並ぶ町であったことによる。元和年間(一六一五―二四)の同川改修前後に町が形成されたと考えられる。慶安二年―寛文七年(一六四九―六七)の侍屋敷絵図では車門西前辺りを「せんは」(船場)片町といい、同川に沿って船場片町の北は「川の片町」、南は「せんは町」となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android