上田トシコ(読み)ウエダトシコ

デジタル大辞泉 「上田トシコ」の意味・読み・例文・類語

うえだ‐としこ〔うへだ‐〕【上田トシコ】

[1917~2008]漫画家東京の生まれ。本名俊子。明るく元気な少女主人公にした「フイチンさん」で、満州(現中国東北地方)ハルビン風景を生き生きと描いて高い評価を得る。他に「あこバアチャン」「ぼんこちゃん」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田トシコ」の解説

上田トシコ うえだ-トシコ

1917-2008 昭和後期-平成時代の漫画家。
大正6年8月14日生まれ。松本かつぢに師事。昭和26年から「少女ブック」に「ぼくちゃん」を連載。「りぼん」連載の「ぼんこちゃん」,「少女クラブ」連載の「フイチンさん」で35年小学館漫画賞,「あこバアチャン」で平成元年日本漫画家協会賞優秀賞。15年日本漫画家協会賞文部科学大臣賞。平成20年3月7日死去。90歳。東京出身。頌栄高女(現頌栄女子学院)卒。本名は俊子。筆名ははじめとしこ,とし子。

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