上田及淵(読み)うえだ しきぶち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田及淵」の解説

上田及淵 うえだ-しきぶち

1819-1879 幕末-明治時代の国学者,医師。
文政2年7月2日生まれ。上田公鼎(こうてい)に医術をまなび,その養子となる。のち京坂で国学をおさめる。元治(げんじ)元年備前岡山藩につかえ,維新前後藩校でおしえた。明治8年権大講義。明治12年6月12日死去。61歳。肥後(熊本県)出身。本姓平井。名は定統。通称は周七,忠矣。別号に嬰翁。号は「しきのぶ」ともよむ。著作に「日本補史」「三経大義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む