上田宿(読み)うえだしゆく

日本歴史地名大系 「上田宿」の解説

上田宿
うえだしゆく

[現在地名]上田市中央二丁目・三丁目

上田城下町は、東西に貫通する北国脇往還宿場であった。宿の成立は隣宿坂木さかき宿(現埴科郡坂城町)に慶長八年(一六〇三)徳川家康の伝馬朱印(宮原家文書)が出ているので、同時期と考えられる。坂木宿へ三里六丁、海野うんの宿へ二里。

元和二年(一六一六)藩主真田信之から町奉行への申書に、

<資料は省略されています>

とあり(金井文書)、更に海野町伝馬役に五ヵ条の定書(原文書)を出しているので、この頃には宿場として相当に整っていた。宿の範囲は享和三年(一八〇三)二月、幕府への届書に「上田宿、海野町、原町横町柳町田町鍛冶町、紺屋町右之通相違無御座候」とある町々である(上田小県誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む