上篠村(読み)かみささむら

日本歴史地名大系 「上篠村」の解説

上篠村
かみささむら

[現在地名]新宮町上笹かみささ

下篠村の北、揖保川左岸に位置し、揖東いつとう郡に属した。西は同川を挟んで吉島よしま村。慶長国絵図に「上さゝ村」とみえる。領主変遷市野保いちのほ村と同じ。元和三年(一六一七)の揖東郡郷帳(池田家文書)では高四二九石余。正保郷帳では田方二七五石余・畑方八一石余。頻繁に洪水に見舞われ、元和年間から元禄年間(一六八八―一七〇四)にかけ四町七反余・高七一石余が川欠高となっている(上笹区有文書)。寛文一二年(一六七二)の下札(武田家文書)によると、永荒五九石余で、毛付高二九八石余、その年貢は一八三石余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む