上胡麻村(読み)かみごまむら

日本歴史地名大系 「上胡麻村」の解説

上胡麻村
かみごまむら

[現在地名]日吉町字上胡麻

明治七年(一八七四)上胡麻村・大戸おおど村が合併して成立した村。

胡麻川南岸の上流側に上胡麻村、東の下流側に大戸村が並ぶ。二村西部は高原地域、中央部は耕地、東から南部にかけては山林地域で、東は角本つのもと村・なか村・下胡麻村(胡麻村)久保くぼ(保野田村)、南は志和賀しわが村、西は十勢じつせ(現丹波町)

上胡麻村の名は天正一三年(一五八五)閏八月二八日付の寄進状(泉涌寺文書)に「丹波船井郡上護摩村」とみえ、この時前田玄以によって泉涌せんにゆう(現京都市東山区)に寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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