上西門(読み)ジョウサイモン

デジタル大辞泉 「上西門」の意味・読み・例文・類語

じょうさい‐もん〔ジヤウサイ‐〕【上西門】

平安京大内裏外郭門の一。西面し、殷富門いんぷもんの北にあり、上東門に対する。築地ついじを切り抜いただけで屋根がない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上西門」の意味・読み・例文・類語

じょうさい‐もん ジャウサイ‥【上西門】

(古くは「しょうさいもん」とも) 平安京大内裏の門の一つ。殷富(いんぷ)門の北にあって西面し、上東門と相対する。平安宮平城宮より南北径が二町延びたため、十二門ほかに上東・上西の二門が設けられた。築地(ついじ)を切り抜いただけのもので、屋根がない。土御門(つちみかど)
平治(1220頃か)上「上西門の前にて、北野の方をふしをがませ給て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android