上野次郎男(読み)ウエノ ジロオ

20世紀日本人名事典 「上野次郎男」の解説

上野 次郎男
ウエノ ジロオ

昭和期の実業家 積水化学工業社長;関西経済連合会常任理事。



生年
明治38(1905)年3月29日

没年
昭和46(1971)年8月25日

出生地
鹿児島県

学歴〔年〕
東京帝大経済学部〔昭和2年〕卒

経歴
昭和2年報知新聞に入社、前橋支局に勤務したが、体調を壊し退職。3年日本窒素肥料入社。22年取締役、23年常務。25年第2会社の新日本窒素肥料に移り常務。26年積水化学工業社長。高度成長の波に乗って37年米国に進出、発泡ポリスチレンペーパー製造の現地法人を設立した。40年不況でつまずき会長。42年相談役。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上野次郎男」の解説

上野次郎男 うえの-じろお

1905-1971 昭和時代経営者
明治38年3月29日生まれ。上野十蔵の甥(おい)。昭和3年日本窒素肥料(現チッソ)に入社。常務取締役をへて,26年関連会社積水化学工業の社長となり,プラスチック加工の分野で最大手のメーカーに成長させた。昭和46年8月25日死去。66歳。鹿児島県出身。東京帝大卒。著作に「千仞録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「上野次郎男」の解説

上野 次郎男 (うえの じろお)

生年月日:1905年3月29日
昭和時代の実業家。関西経済連合会常任理事
1971年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android