上雑仕(読み)ウエゾウシ

精選版 日本国語大辞典 「上雑仕」の意味・読み・例文・類語

うえ‐ぞうしうへザフシ【上雑仕】

  1. 〘 名詞 〙 五節のときや女御(にょうご)入内(じゅだい)のときなどに、臨時宮中におかれる身分の低い女官。雑役使い走りや供の役などを勤めた。上の雑仕雑仕女(ぞうしめ)
    1. [初出の実例]「うへさうし、わらはべとも、いみじき色節と思ひたる、いとことわりなり」(出典:能因本枕(10C終)九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む