上雑仕(読み)ウエゾウシ

精選版 日本国語大辞典 「上雑仕」の意味・読み・例文・類語

うえ‐ぞうしうへザフシ【上雑仕】

  1. 〘 名詞 〙 五節のときや女御(にょうご)入内(じゅだい)のときなどに、臨時宮中におかれる身分の低い女官。雑役使い走りや供の役などを勤めた。上の雑仕雑仕女(ぞうしめ)
    1. [初出の実例]「うへさうし、わらはべとも、いみじき色節と思ひたる、いとことわりなり」(出典:能因本枕(10C終)九六)

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