下刈(読み)シタガリ

デジタル大辞泉 「下刈」の意味・読み・例文・類語

した‐がり【下刈(り)】

植林した苗木生長をよくするため、樹木の下の雑草雑木を刈り取ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下刈」の意味・読み・例文・類語

した‐がり【下刈】

  1. 〘 名詞 〙 若木を保護する目的などで、樹木の下の草を刈り取ること。雑草や雑木などを刈り払うこと。また、燃料肥料に使用する目的で刈る雑草や雑木。《 季語・夏 》 〔鵤荘引付‐永正一四年(1517)三月
    1. [初出の実例]「下苅(したガリ)や是もあけ物夏木立〈重種〉」(出典:俳諧・毛吹草追加(1647)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

農林水産関係用語集 「下刈」の解説

下刈

植栽した苗木の生育を妨げる雑草や灌木を刈り払う作業。一般に植栽後の数年間、毎年、春から夏の間に実施

出典 農林水産省農林水産関係用語集について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android