下台所(読み)シモダイドコロ

デジタル大辞泉 「下台所」の意味・読み・例文・類語

しも‐だいどころ【下台所】

貴族富豪の家で、家臣・使用人などが食事を調えたり食事をしたりする台所
「―には朝飯き」〈浮・伝来記・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「下台所」の意味・読み・例文・類語

しも‐だいどころ【下台所】

  1. 〘 名詞 〙 貴族、武家、富豪などの大家で、家臣、召使いなどの食物を調理する台所。そこで家臣、召使いが、食事などもした。⇔上台所(かみだいどころ)
    1. [初出の実例]「あしきことは、やがて言ひをしへ、にくみ、よきはほめ、しも大所のはてまで、あそびいきて」(出典:たまきはる(1219))

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