20世紀日本人名事典 「下店静市」の解説 下店 静市シモミセ シズイチ 昭和期の美術史学者 元・帝塚山学院大学教授。 生年明治33(1900)年2月16日 没年昭和49(1974)年6月26日 出生地奈良県古野郡大塔村 学歴〔年〕立命館大学法学部〔大正8年〕中退 学位〔年〕文学博士(関西大学)〔昭和35年〕 経歴立命館から東京帝大美学美術史研究室に転じ美術研究に専念。昭和3年京都に移り、「京都美術大観」編集に参加、「シナ絵画史研究」「唐絵と大和絵」などを出版した。戦後、京都市立美術大学、同志社大学、大阪市立大学、関西大学などで講義、39年帝塚山学院大学教授となった。その間「日本絵画史研究」「美術入門」「大和絵史」などを出版、美術史のユニークな方法論を実践した。「下店静市著作集」(全10巻 講談社)がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下店静市」の解説 下店静市 しもみせ-しずいち 1900-1974 昭和時代の美術史家。明治33年2月16日生まれ。東京帝大美学美術史研究室にまなび,昭和3年「京都美術大観」編集に参加。様式と風土の関連から日本・東洋美術史を研究し,「絵そらごと」「俯瞰(ふかん)法」などの概念を基礎づける。帝塚山大教授。昭和49年6月26日死去。74歳。奈良県出身。立命館大中退。著作に「日本絵画史研究」「大和絵史」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by