下木(読み)カボク

デジタル大辞泉 「下木」の意味・読み・例文・類語

か‐ぼく【下木】

森林の、高木の下に生えている低木。資源価値は低いが、土地保護に役立っている。

した‐き【下木】

他の木の下に生えている小さな木。

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精選版 日本国語大辞典 「下木」の意味・読み・例文・類語

した‐き【下木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 林の下などに生えている背の低い木。
    1. [初出の実例]「品陀(ほむた)の 日の御子 大雀(おほさざき) 大雀 佩かせる太刀 本つるき 末振(ふ)冬木の 素幹(すから)が 志多紀(シタキ)の さやさや」(出典古事記(712)中・歌謡)
  3. 継手(つぎて)組手などの下の方の木。〔日本建築辞彙(1906)〕

か‐ぼく【下木】

  1. 〘 名詞 〙 森林に生育する樹木なかで、主要なものではない樹木で、地上低く繁茂していて、林地の保護に役立つもの。

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