日本歴史地名大系 「下領八幡宮」の解説 下領八幡宮しもりようはちまんぐう 山口県:美祢市大嶺村下領八幡宮[現在地名]美祢市大嶺町東分 下領八幡磨能峰(やはたうすのみね)宮ともいう。祭神は天照大神と蛭子大神で、応神天皇・神功皇后・田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命を併祀する。旧県社。社伝によれば、創建は孝霊天皇の時、磨能峰明神を祀ったという。その後、天照大神ら五神を合祀し、稲六所の明神と称し、穴門(長門)国の総社とし、鎌倉時代に山城の石清水(いわしみず)八幡宮よりの分霊を祀った。「文徳実録」仁寿元年(八五一)一〇月八日条にみえる、従五位下を授位された長門国の四神の一にもあてられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by