コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

不可得 ふかとくanupalambha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不可得
ふかとく
anupalambha

仏教用語。認知できないこと。仏教では一切の存在に固定不変の実体を認めないから,その本体を追求しても不可得であるとする。この立場を不可得空という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ふか‐とく【不可得】

求めようとしても得られないこと。
仏語。すべての存在は空(くう)であって、固定的なものは何も得られないということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ふかとく【不可得】

〘仏〙 真理・悟り、仏の考えなどが人間の思慮を超えていて認識できないこと。
求めても得られないこと。 「講ずべき書を此中に求めむことは殆ど-である/伊沢蘭軒 鷗外

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

不可得の関連キーワード和田性海伊沢蘭軒天倫宗忽金剛宥性龍樹思慮円融不染玄玄

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android