不正アクセス行為の禁止等に関する法律(読み)ふせいアクセスこういのきんしとうにかんするほうりつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

不正アクセス行為の禁止等に関する法律
ふせいアクセスこういのきんしとうにかんするほうりつ

平成11年法律128号。不正アクセス禁止法と略称される。インターネットコンピュータ・ネットワークなどの電気通信回線を通じて,他人識別符号 (ユーザーIDパスワード) を無断で使用したり,サーバセキュリティホール脆弱性)などを攻撃して,使用が制限されているコンピュータに不正に侵入する行為を禁止する。識別符号を部外者に教えるなどして,これを助長する行為も処罰の対象となる。コンピュータシステムの管理者による防御措置も努力規定として設けられた。1987年の刑法改正で新設された電子計算機損壊等業務妨害罪では,不正侵入してデータをのぞき見しただけでは罪にならなかったが,これを一歩進めた。(→コンピュータ犯罪

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む