デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「与謝野馨」の解説
与謝野馨 よさの-かおる
昭和13年8月22日生まれ。与謝野鉄幹・晶子の孫。日本原子力発電勤務後,中曾根康弘の秘書などをつとめ,昭和51年衆議院議員に初当選(当選10回,自民党)。通産政務次官などをへて,平成6年村山内閣の文相として初入閣。通産相,党政務調査会長,党税制調査会長,内閣官房長官などを歴任。20年福田改造内閣では経済財政政策担当・規制改革担当国務相,同年麻生内閣でも国務相に再任された。21年中川昭一の大臣辞任により財務担当を兼務した。政策通,財政再建論者として知られる。22年自民党を離党,「たちあがれ日本」を結党して共同代表。23年「たちあがれ日本」を離党し,菅第2次改造内閣の内閣府特命担当相(経済財政政策,少子化対策,男女共同参画),社会保障・税一体改革担当相に就任。24年引退。東京都出身。東大卒。