コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

世に無し ヨニナシ

デジタル大辞泉の解説

世(よ)に無(な)・し

この世に存在しない。死んでこの世にない。
「故按察大納言は、―・くて久しくなり侍りぬれば」〈・若紫〉
世の中に二つとない。比べるものがないほどすぐれている。
「―・く清らなる、玉のをのこ御子さへ生まれ給ひぬ」〈・桐壺〉
世の中に認められない。世間で栄えていない。身分が低い。
「―・きものを思ひそめて」〈平家・一〇〉
世間に出ない。身を隠している。
「妹背(いもせ)の情けこまやかに―・き景清をいとほしみ」〈浄・出世景清

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

よになし【世に無し】

この世に存在しない。
世に類がない。類例がない。 「この児のかたちのけうらなること-・く/竹取」
世に用いられない。零落している。 「 - ・き義経がもとに来り/義経記 8

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世に無しの関連キーワード世・代義経記類例

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android