世儒(読み)セイジュ

デジタル大辞泉 「世儒」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅ【世儒】

世俗的で見識のない儒者
代々その家の学を伝えてきている儒者。

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精選版 日本国語大辞典 「世儒」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅ【世儒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 世俗的で見識の劣った儒者。世俗の儒者。
    1. [初出の実例]「草稿に一字も略字をかかぬと云て甚だ称美するの類、世儒の云ことなり」(出典:学談雑録(1716頃))
    2. [その他の文献]〔史記‐律書〕
  3. 代々の家学・家伝をうけついだ儒者。

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普及版 字通 「世儒」の読み・字形・画数・意味

【世儒】せいじゆ

世上学者。また、世を指導する儒者。〔論衡、書解〕作する儒と爲し、經をを世儒と爲す。~世儒は人の經をき、賢の傳を解き、義理廣にして、實見せざる無し。

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