世良田義政(読み)せらだ よしまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「世良田義政」の解説

世良田義政 せらだ-よしまさ

?-1364 鎌倉-南北朝時代の武将
岩松政経(まさつね)の長男岩松経家の兄。新田氏の一族上野(こうずけ)(群馬県)新田荘世良田郷の領主上総(かずさ)守護。元弘の乱では新田義貞にしたがい戦功をたてる。のち足利氏にしたがうが,南朝に通じているとの疑いをもたれ,足利基氏(もとうじ)の追討うけ,貞治(じょうじ)3=正平(しょうへい)19年7月28日長楽寺で自殺した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android