デジタル大辞泉 「世間道具」の意味・読み・例文・類語 せけん‐どうぐ〔‐ダウグ〕【世間道具】 外出用の衣類や身のまわり品など、世間で人並みにつきあいをするための道具。「長門練ながとねりの無地の印籠、これならでは―ひとつもなかりし」〈浮・永代蔵・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「世間道具」の意味・読み・例文・類語 せけん‐どうぐ‥ダウグ【世間道具】 〘 名詞 〙 外出時の装身具。世間に出て人なみに交際するため身につけるもの。[初出の実例]「藤巻柄に胡桃の目貫の相口一腰、熟革(なめしかわ)横襞(よこひだ)の巾著に鹿の角の根付、長門練の無地の印籠、是ならでは世間道具(セけんダウグ)一つもなかりし」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例