中上長平(読み)なかがみ ちょうへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中上長平」の解説

中上長平 なかがみ-ちょうへい

1840-1909 明治時代の漁業家。
天保(てんぽう)11年11月1日生まれ。壱岐(いき)(長崎県)勝本浦の人。あたらしい漁場の開拓,漁具漁法の改善につとめて水産業の発展につくし,漁の神様とたたえられた。サバ漁やブリ漁の「たぐり」「はえ縄」を改良し,また「羽魚(はいお)流し網」漁法を考案した。明治42年11月26日死去。70歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android