中世語(読み)ちゅうせいご

精選版 日本国語大辞典 「中世語」の意味・読み・例文・類語

ちゅうせい‐ご【中世語】

  1. 〘 名詞 〙 中世(日本では主として鎌倉室町時代)に用いられた言語。また、個々単語をいう。国語史では、特に平安末期の院政時代約一〇〇年間を、すでに鎌倉時代の言語の特色が現われ始めているとしてこれに含め、院政・鎌倉・室町時代(安土桃山時代を含む)約五〇〇年間の言語についていうことが多い。口語変遷が激しく、古代の日本語から近代の日本語への転換期の言語であった。〔日本文法史(1936)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む