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中原南天棒 なかはら なんてんぼう

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美術人名辞典の解説

中原南天棒

臨済宗の僧。長崎県生。諱は全忠、字は鄧、別号に白崖窟。11才で得度、隠山惟琰・卓洲胡僊両派下の24人の老師に師事する。禅風の高揚に努め、乃木希典児玉源太郎らも参禅した。晩年は西宮海清寺に住す。自ら山中で切り出した南天の一棒を携え人に接したことから、南天棒と呼ばれた。近世稀にみる豪僧として知られる。大正14年(1925)寂、87才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中原南天棒 なかはら-なんてんぼう

1839-1925 幕末-大正時代の僧。
天保(てんぽう)10年4月3日生まれ。臨済(りんざい)宗。羅山元磨(らさん-げんま)の法をつぐ。「直心(じきしん)即道場」を持論に禅風をひろめ,松島瑞巌寺,西宮海清寺の住職をつとめた。大正6年みずからの生き葬式をいとなむ。乃木希典(のぎ-まれすけ)も帰依(きえ)した。大正14年2月12日死去。87歳。肥前松浦郡(佐賀県)出身。法名は全忠。字(あざな)は鄧州(とうしゅう)。別号に白崖窟。著作に「提唱碧巌集」など。
【格言など】これでいつ入寂しても本望じゃ(生き葬式をいとなんだ際のことば)

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

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