中和(ちゅうか)(読み)ちゅうか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中和(ちゅうか)」の意味・わかりやすい解説

中和(ちゅうか)
ちゅうか

岡山県中北部、真庭郡(まにわぐん)にあった旧村名(中和村(そん))。現在は真庭市の北東部を占める地域。旧中和村は、2005年(平成17)北房(ほくぼう)、勝山(かつやま)、落合(おちあい)、湯原(ゆばら)、久世(くせ)の5町、美甘(みかも)、川上八束(やつか)の3村と合併して市制施行、真庭市となった。鳥取県境の中国山地上にあり、旭(あさひ)川の上流の下和(したわ)川流域を占める山村。国道313号、482号が通じる。地域の大部分林野で、めぼしい産業はなく、過疎地になっている。津黒高原には温泉、キャンプ場、スキー場などがある。

[由比浜省吾]

『『中和村史』(1975・中和村)』

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