中国丹霞(読み)ちゅうごくたんか

世界遺産詳解 「中国丹霞」の解説

ちゅうごくたんか【中国丹霞】

2010年に登録された世界遺産(自然遺産)。中国南部の亜熱帯地域に位置し、6つの地域で構成される貴重な自然。丹霞とは地球内部の隆起などの動きと、風化などの外的要因によって形成された赤い堆積層の景観をさす。ここでいう丹は赤い色のこと。赤い岩が多様な模様や形を生み出し、崖、石柱、塔、峡谷などを形成している。遺産にはこの赤い岩肌を流れる滝も含まれる。この地形は亜熱帯の常緑広葉樹林を育むのに適しており、およそ400種の稀少種や絶滅危惧種を含む動植物が存在する。◇英名はChina Danxia

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む