中夭(読み)チュウヨウ

精選版 日本国語大辞典 「中夭」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐よう‥エウ【中夭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人生のなかばで死ぬこと。わかじに。はやじに。
    1. [初出の実例]「其より他化自在天に生て其の王の子と成て其命一万六千歳、如此く六欲天に生れて楽を受る事七返ならむ、皆中夭无し」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
    2. [その他の文献]〔修行道地経‐一〕
  3. 非常な災難。大難
    1. [初出の実例]「判官は此中夭に会はせ給ひて」(出典:義経記(室町中か)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む