日本歴史地名大系 「中山道分間延絵図」の解説 中山道分間延絵図なかせんどうぶんけんのべえず 原本 東京国立博物館解説 幕府道中奉行所が一八世紀末から直接測量・調査して、文化三年に完成した五街道および脇街道の実測彩色絵図「五海道其外分間見取延絵図」九一巻のうち中山道部分を復刻したもの。全道中の縮尺は一里を曲尺で七寸二分とし、家並および見聞可能な範囲の山・川・城・市・寺観・霊廟・古跡・古墳などを記入。宿場付近および道路構造物の記載は詳細である。原装の巻子物を折本仕立てにして二〇巻にまとめ、各冊に解説を添える。美濃一六宿は巻一四―一八に収められている。 中山道分間延絵図なかせんどうぶんけんのべえず 原本 東京国立博物館解説 朝鮮人道見取絵図と同じ経緯で作製され、東京美術刊の複製版では第一八巻の柏原宿から同二〇巻の守山宿までの三巻で構成。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by