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柏原宿 かしわばらのしゅく

百科事典マイペディアの解説

柏原宿【かしわばらのしゅく】

近江国坂田郡の宿名で,古代の東山道,中世の東海道,近世の中山(なかせん)道の要所で宿駅の機能があった。現滋賀県山東町(現・米原市)域で,北の伊吹山地,南の鈴鹿山脈に挟まれ,西は琵琶湖を経て畿内に通じ,東は不破(ふわ)関を抜けて東国に出る位置にある。

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世界大百科事典 第2版の解説

かしわばらのしゅく【柏原宿】

中世では東山道の,近世では中山道の宿駅名で,現在の滋賀県坂田郡山東町柏原にあたる。伊吹山地と鈴鹿山脈との地峡部にあり,東国に抜ける際の不破関の手前の宿駅であることから,軍事・交通上の要所であった。早くは源平内乱期の1180年(治承4)平知盛の東征軍に対して美濃源氏5000騎が柏原に出向いたことが《玉葉》にみえる。また90年(建久1)源頼朝が初上洛のとき,ここに宿陣したことがうかがわれる。さらに,1332年(元弘2)後醍醐天皇に従い元弘の乱を起こした北畠具行は,鎌倉へ送られる途中ここで佐々木道誉に斬られた。

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