中山間地域(読み)チュウサンカンチイキ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

中山間地域

都市部や平地以外の主として傾斜地や山林の多い地域のこと。平野の外縁部から山間地を指し、水源涵養(かんよう)など国土保全に重要な役割を担っているが、高齢化や過疎化で集落の維持が難しいなど課題も多い。2010年の国勢調査のデータによると、県面積7405平方キロの約74%を占めているが、人口で見ると約2割の居住にとどまる。

(2012-03-04 朝日新聞 朝刊 熊本全県 1地方)

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百科事典マイペディアの解説

中山間地域【ちゅうさんかんちいき】

1990年から導入された農業の地域区分で,平場・中間・山村3地域のうち,後2者の総称。総農地面積の約4割を占めているが,平野部が少ないなど立地条件に恵まれず,人口流出や低成長などのため過疎化が激しい。低地価や良環境などで一時は工場誘致や観光開発などがはかられたが,一部を除いて改善は進まなかった。しかし自然環境に対する意識の変化,巨大都市の弊害と都市住民の地方志向の強まりから,この地域が見なおされ,1993年の特定農山村活性化法(中山間地法)などで国土の環境保全と個性的な同地域の定住空間の形成が推進されることになった。
→関連項目ウルグアイ・ラウンド農業対策費グリーン・ツーリズム耕作放棄地山村振興法食料・農業・農村基本問題調査会森林交付税棚田

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大辞林 第三版の解説

ちゅうさんかんちいき【中山間地域】

農林統計の地域区分の一。都市や平地以外の、中間農業地域と山間農業地域の総称。

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