20世紀日本人名事典 「中川亀三郎」の解説 中川 亀三郎(2代目)ナカガワ カメサブロウ 江戸時代末期・明治期の棋士 囲碁8段。 生年明治2年12月(1870年) 没年昭和3(1928)年12月15日 出身地常陸国(茨城県) 旧姓(旧名)石井 千治 経歴明治15年囲碁結社の方円社に入る。34年6段。初代中川亀三郎の養子となり、中川千治を名乗る。40年方円社を脱退し、42年囲碁同志会を結成、2代目亀三郎を嗣ぐ。大正元年方円社に復帰し、4代目社長となる。10年8段。13年日本棋院の創立に参画した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川亀三郎」の解説 中川亀三郎(2代) なかがわ-かめさぶろう 1870*-1928 明治-大正時代の囲碁棋士。明治2年12月生まれ。15年囲碁結社の方円社にはいる。34年6段。初代中川亀三郎の養子となり,中川千治を名のる。40年方円社を脱退し,42年囲碁同志会を結成,2代中川亀三郎をつぐ。大正元年方円社に復帰し,4代目社長となる。10年8段。13年日本棋院の創立にくわわる。昭和3年12月15日死去。60歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。旧姓は石井。 中川亀三郎(初代) なかがわ-かめさぶろう 1837-1903 幕末-明治時代の囲碁棋士。天保(てんぽう)8年生まれ。本因坊丈和(じょうわ)の3男。13歳のとき14世本因坊秀和に入門し,慶応2年6段にすすむ。明治12年村瀬秀甫(しゅうほ)とともに近代的な囲碁結社方円社をおこし,雑誌「囲棋新報」を発行。19年社長となる。32年8段。明治36年9月13日死去。67歳。江戸出身。本姓は葛野(くずの)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by