デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村貞太郎」の解説 中村貞太郎 なかむら-さだたろう 1828-1862 幕末の儒者。文政11年生まれ。安井小太郎の父。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。江戸で安井息軒(そっけん)にまなび,久留米で真木和泉とまじわる。息軒の娘と結婚,武蔵(むさし)下奥富(埼玉県)で塾をひらく。清川八郎をかくまったため幕府に捕らえられ,文久2年6月14日江戸で獄死した。35歳。肥前高来郡(長崎県)出身。名は百之。号は誠所。変名は北有馬太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例