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中村雀右衛門(3代) なかむら じゃくえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中村雀右衛門(3代) なかむら-じゃくえもん

1875-1927 明治-昭和時代前期の歌舞伎役者。
明治8年1月20日生まれ。12年大阪戎(えびす)座で初舞台。2代中村雀右衛門にみいだされて養子となる。24年4代中村芝雀をつぎ,以後女方を専門として名声をえた。大正6年3代雀右衛門を襲名。当たり役に「本蔵下屋敷」の三千歳姫。昭和2年11月14日死去。53歳。大阪出身。本名は中島笑太郎。初名は嵐笑太郎。俳名は梅都,芝斗。屋号は京屋。

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朝日日本歴史人物事典の解説

中村雀右衛門(3代)

没年:昭和2.11.14(1927)
生年:明治8.1.20(1875)
明治大正期の歌舞伎役者。俳名梅都。屋号京屋。大阪新町生まれ。本名中島笑太郎。実父は嵐璃笑。嵐笑太郎で5歳の初舞台を踏む。子供芝居を経て18歳のとき2代目雀右衛門の養子となり,2代目中村芝雀と改名。明治25(1892)年東京春木座に出演後女形専門となり,おいおい昇進して,大正6(1917)年大阪浪花座で「蘆屋道満大内鑑」の葛の葉役を演じて雀右衛門を襲名した。研究熱心で,その人形身をとり入れた姿のきまりかたなど独特の色気があり,東西で人気は高かった。大阪中座の舞台で畢生の当たり役「本蔵下屋敷」の三千歳姫を演じつつ倒れ,そのまま不帰の客となり,名女形らしい最期と語り草になった。

(青木繁)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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