デジタル大辞泉 「色気」の意味・読み・例文・類語 いろ‐け【色気】 1 色の加減。色の調子。色合い。「青の色気が薄い」2 異性に対する関心や欲求。色情。「色気がつく」3 人をひきつける性的魅力。「色気たっぷりの目つき」4 愛嬌あいきょう。愛想。おもしろみ。風情。「色気のないあいさつ」5 女性の存在。女っ気。「色気抜きの宴席」6 社会的地位などに対する興味・関心。「大臣の椅子に色気を示す」[類語](3)色香・色っぽい・あだ・あだっぽい・艶っぽい・あでやか・なまめかしい・濃艶・妖艶・あで姿・セクシー・チャーミング・官能的・肉感的・扇情的・性的・卑猥ひわい・淫猥いんわい・猥褻わいせつ・いやらしい・淫靡いんび・淫乱・みだら・みだりがわしい・いかがわしい・エッチ・コケットリー・コケティッシュ・エロ・エロチック・セクシュアル・不身持ち・不品行・ふしだら・不行状・不行跡・淫蕩・好き者しゃ・好き者もの・色好み・色情狂・色気違い・自堕落・エロい・好色・多淫・放蕩・遊蕩・邪淫・荒淫・姦淫かんいん・淫奔いんぽん・漁色・酒色・すけこまし・ジゴロ・尻軽・きわどい・淫婦・女たらし・女狂い/(6)興味・関心・好奇心・求知心・探究心・欲 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「色気」の意味・読み・例文・類語 いろ‐け【色気】 〘 名詞 〙① 色のぐあい。色加減。色合い。また、色がついていること。[初出の実例]「御召の御色気にも流行り廃りのありまするもので」(出典:落語・素人茶番(1896)〈四代目橘家円喬〉)② 性的な雰囲気や感情。(イ) 性的魅力。また、異性を意識する感情。[初出の実例]「しげらする色気がおむすにつくば山はやまどはして人をのぼらす」(出典:狂歌・狂歌続ますかがみ(1740))「未だ三十七といふ年で〈略〉色気(イロケ)沢山(たっぷり)でございます」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉六)(ロ) 特に、女性の存在。女っ気。[初出の実例]「色けにかつゑし此嶋なれば」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二)③ おもしろみ。趣。風情。[初出の実例]「最う直に小さ大屋をいふから色気がねへぜ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四)④ あるものに対して持つ欲求、興味。[初出の実例]「博士論文なんて無趣味な労力はやるまいと思ったら、あれでも矢っ張り色気があるから可笑(をか)しいぢゃないか」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by