中田清兵衛(読み)ナカダ セイベエ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「中田清兵衛」の解説

中田 清兵衛
ナカダ セイベエ


肩書
貴院議員(多額納税),第十二銀行頭取

生年月日
嘉永4年11月20日(1851年)

出生地
越中国(富山県)

経歴
薬種商・中田宗右衛門の長男に生まれる。家業の売薬業で財をなし、町年寄に任ぜられて苗字帯刀を許される。維新後、明治12年第百二十三国立銀行取締役、のち第十二銀行頭取に就任。また、金沢貯蓄銀行、北陸商業銀行を設立した。富山市議、富山電燈重役、富山商業会議所特別会員、富山売薬同業組合長などを務め、37年貴院議員(多額納税)となった。

没年月日
大正5年11月12日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「中田清兵衛」の解説

中田 清兵衛
ナカダ セイベエ

明治・大正期の実業家 第十二銀行頭取;貴院議員(多額納税)。



生年
嘉永4年11月20日(1851年)

没年
大正5(1916)年11月12日

出生地
越中国(富山県)

経歴
薬種商・中田宗右衛門の長男に生まれる。家業の売薬業で財をなし、町年寄に任ぜられて苗字帯刀を許される。維新後、明治12年第百二十三国立銀行取締役、のち第十二銀行頭取に就任。また、金沢貯蓄銀行、北陸商業銀行を設立した。富山市議、富山電燈重役、富山商業会議所特別会員、富山売薬同業組合長などを務め、37年貴院議員(多額納税)となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中田清兵衛」の解説

中田清兵衛 なかだ-せいべえ

1851-1916 明治-大正時代の実業家。
嘉永(かえい)4年11月20日生まれ。生家は越中(富山県)で薬種商を代々いとなむ。明治12年第百二十三国立銀行取締役となり,のち十二銀行頭取。北陸商業銀行,富山電灯などの重役もつとめた。貴族院議員。大正5年11月12日死去。66歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「中田清兵衛」の解説

中田清兵衛

没年:大正5.11.12(1916)
生年:嘉永4.11.20(1851.12.12)
明治大正期の実業家。越中(富山県)の薬種商中田宗右衛門の長男として出生。明治12(1879)年第百二十三銀行取締役となったのを皮切りに北陸商業銀行,富山電灯などの重役となる。37年多額納税議員(貴族院)に選出される。

(村瀬信一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

367日誕生日大事典 「中田清兵衛」の解説

中田 清兵衛 (なかだ せいべえ)

生年月日:1851年11月20日
明治時代;大正時代の実業家;政治家。富山電灯重役;貴族院議員
1916年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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