日本歴史地名大系 「中通島・東島」の解説
中通島・東島
なかどおりしま・ひがしじま
五島列島の北部に位置する島。東西約一八キロ・南北約三九キロで、面積一六八・三二二平方キロ。南松浦郡の
建武二年(一三三五)一〇月七日の太政官符案(山代文書)に「宇野御厨内山代・多久島・船木・東島」とみえ、父源正が領知していたこれらの地頭職が山代亀鶴丸(弘)に安堵されているが、この東島は中通島に比定される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報