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中野村清介 なかのむら・せいすけ

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朝日日本歴史人物事典の解説

中野村清介

没年:天正17.8.19(1589.9.28)
生年:生年不詳
安土桃山時代の近江国(滋賀県)中野村の百姓。天正17(1589)年に中野村と青名・八日市両村は用水をめぐって争い,ついに武力衝突するに至った。争論は中野村の勝訴に終わったが,喧嘩停止令に違反するものとして各村1名が死罪に処され,中野村では清介が惣代として犠牲となった。村では清介の犠牲に対して,娘いわの養育と将来にわたって同家の夫役を免除することを決め,領主豊臣秀次の奉行堀尾吉晴もそれを認めた。中世末から近世初頭にかけて,水・山論の犠牲者義民として顕彰されることが多いが,その代表的事例。昭和6(1931)年に同地に顕彰碑が建立された。

(保坂智)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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