鼻筋(読み)ビキン

デジタル大辞泉 「鼻筋」の意味・読み・例文・類語

び‐きん【鼻筋】

外鼻皮下にある筋肉一つ上顎骨前部から起こり、鼻背および鼻翼皮膚につく。鼻翼を動かして鼻孔を広げたり狭くしたりする。

はな‐すじ〔‐すぢ〕【鼻筋】

眉間みけんから鼻先までの線。鼻梁びりょう。「鼻筋の通った顔」
[類語]鼻梁鼻柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼻筋」の意味・読み・例文・類語

はな‐すじ‥すぢ【鼻筋】

  1. 〘 名詞 〙 眉間から鼻の先端までの線。はなぐき。鼻道。また、鼻柱。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「父は眠ってゐるやうであった。高い鼻筋がすっと青白くなってゐた」(出典:思ひ出(1933)〈太宰治〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android