丹生河御厨(読み)にゆうがわのみくりや

日本歴史地名大系 「丹生河御厨」の解説

丹生河御厨
にゆうがわのみくりや

青(あお)川が鈴鹿山脈から低地に流れ出る辺りから員弁川に合流するまでの右岸、青川が形成した小規模な扇状地一帯がその旧地であると思われる。この付近は奈良時代には「宿野原」とよばれ、奈良大安寺の領有下にあったのであり(「大安寺伽藍縁起并流記資財帳」奈良市正暦寺蔵)、それを含むこの辺りが御厨すなわち伊勢神宮領となった時期・事情は明らかではない。神宮領としての存在が確認できるのは、ようやく貞和二年(一三四六)になってからであり、当時内宮で六月・一二月に催される祭礼の御膳所となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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