主様(読み)ヌシサマ

デジタル大辞泉 「主様」の意味・読み・例文・類語

ぬし‐さま【主様】

[代]二人称人代名詞江戸時代女性男性を敬って呼ぶ語。
「帯は裂けても―とわしが間はよも裂けじと」〈浄・曽根崎

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精選版 日本国語大辞典 「主様」の意味・読み・例文・類語

ぬし‐さま【主様】

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「さま」は接尾語 ) 対称。「ぬし(主)[ 二 ][ 二 ]」を敬っていう語。遊女などが親しい男性に対して、これを敬っていうのに用いる。ぬしさん。
    1. [初出の実例]「則(すなはち)ぬしさまに、夢物語をいたしぬれば」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)江戸)

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