主膳(読み)シュゼン

デジタル大辞泉 「主膳」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぜん【主膳】

宮内庁管理部大膳課の職員食品調達食器の管理、会食時の準備などをつかさどる。
律令制で、宮中食膳のことをつかさどった職。かしわで。

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精選版 日本国語大辞典 「主膳」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぜん【主膳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、宮中で食膳のことをつかさどった職。大膳職・内膳司総称
    1. [初出の実例]「監造御膳。浄戒無誤。為主膳之最。〈謂亮及典膳以上〉」(出典令義解(718)考課)
  3. しゅぜんげん(主膳監)」の略。〔令集解(807)〕
  4. 明治以降、宮内省大膳寮に属し、食品および食器の管理調達や会食時の準備などをする職員。現在は宮内庁管理部大膳課に属する。〔宮内省官制(明治四〇年)(1907)〕

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普及版 字通 「主膳」の読み・字形・画数・意味

【主膳】しゆぜん

典膳。

字通「主」の項目を見る

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