久世神社(読み)くせじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「久世神社」の意味・読み・例文・類語

くせ‐じんじゃ【久世神社】

  1. 京都府城陽市久世にある神社。旧郷社。祭神日本武尊本殿は室町中期の建築で国重要文化財。江戸時代には若王社と呼ばれた。白鳥の宮。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「久世神社」の解説

久世神社
くせじんじや

[現在地名]久世町久世

方辺かたべ山の山腹に鎮座する旧郷社。祭神は素戔嗚命・神阿陀都姫命・大己貴命で相殿に倭姫命を祀る。「延喜式」神名帳に載る大庭おおば郡「形部カタヘノ神社」に比定する説もあり、「三代実録」貞観六年(八六四)八月一五日条には「形売神」とみえ、従五位上に進階している。近世には生健いくたけ大明神と称され、「作陽誌」に久世原方はらかた・同山方やまかた鍋屋なべや三坂みさかの四村の氏社とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android