久我房三(読み)くが ふさぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久我房三」の解説

久我房三 くが-ふさぞう

1854*-1903 明治時代の漢学者,政治家。
嘉永(かえい)6年12月20日備後(びんご)(広島県)に生まれ,のち備中(びっちゅう)(岡山県)小田郡久我家養子となる。18歳で福山藩藩校誠之館の教授。明治22年岡山県金浦村(笠岡市)村長,のち町長。岡山県農工銀行の創立,山陽商業銀行の経営に参画。明治36年12月27日死去。51歳。名は苗知。号は松谷。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android