デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久楽」の解説 久楽(2代) きゅうらく ?-? 江戸時代後期の陶工。初代の子とも門人ともいう。天保(てんぽう)7年(1836)和歌山藩の偕楽園(かいらくえん)焼にまねかれ,藩主徳川治宝(はるとみ)より「久楽」印をあたえられた。以来その作は久楽焼とよばれるようになった。姓は木村。通称は弥助(介)。 久楽(初代) きゅうらく 1748-1830 江戸時代中期-後期の陶工。寛延元年生まれ。京都の千家に出入りし,楽焼の茶器をつくり,赤楽にすぐれた。晩年は出家して茶道に親しんだ。文政13年8月25日死去。83歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。姓は木村。通称は弥助(介)。号は啄元。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by